ホーム 新着情報 三木俊治の作品紹介 プロジェクトの紹介 プロフィール

三木　俊治／MIKI,Toshiharu 【年譜】 　 1945-52　戦後の開拓農民であった両親のもと栃木県那須野が原に生れる。幼時期の記 　　　　　 憶はとにかく食べ物がなかったこと。得意技は木登り、それは遊びというだけで 　　　　　 なく、自らの糧は自らの手で獲得する「開拓っ子」の必須科目でもあった。蛙や 　　　　　 蜂の子を食べられない家族は栄養失調になった。 1952-57　箒根村立関谷小学校入学。1年生の時描いた三輪車の絵を見て担任の君島先 　　　　　 生が驚いた。6年生の時一緒に写生をしていた郡司先生が、その場で水彩絵 　　　　　 の具一式をプレゼントしてくれた。 1958-60　箒根村立箒根中学校入学。でも勉強は大嫌い。3年生の時の通信簿は英語[1]、 　　　　　 体育[5]、美術[4]。　 1961-63　栃木県立大田原高校入学。生来の「あがり生」を克服するため柔道部へ入部。 　　　　　 2段を取得し、主将となる。3年生になって自分は何をやりたいのか悩み、 　　　　　 消去法を繰り返す。本に載っていたミケランジェロの彫刻を見て「俺、こういう 　　　　　 もの作ってみようかな」と呟いた。すかさず母が「お前ならできるよ」と家事の 　　　　　 手を休めることなく言った。 1964-65　高校を卒業後、彫刻は学校で学ぶものではないと思い、千葉県の知的障害児施 　　　　　 設八幡学園(山下清の母校)に住み込みで働きながら彫刻を始める。しかし、独 　　　　　 学の限界に突き当たる。 1966-67　自棄的な気持ちから新宿でヒッピー生活を始める。しばらくしてうわべだけの芸術 　　　　　 デカダンを気取っていることにやりきれなくなり、ふとしたきっかけで知り合った 　　　　　 会計士・奥村三男氏に拾われて居候となる。社会的規範から外れてしまった私 　　　　　 に、全く逆の位置にいる氏は興味があったのだろうか。 　　　　　 以後、様々な職業に就きながら美術研究所に通う。後に大学へ進学し、多くの 　　　　　 美術家から教えを受けるが、その規範＝羈絆から逃れたいという願望は常に 　　　　　 離れなかった。それは単なる反抗というより、エスカレーター式の作家養成の 　　　　　 過程に乗ってしまうことを潔しとしない心構えからであった。 1968-71　東京造形大学彫刻専攻入学。在学中「彫刻に何ができるか」を自問し、様々な 　　　　　 国の人々が「何を考え」「どのようにつくるか」を見るために旅にでる。メキシコの 　　　　　 小さな村で黙々と機織るインディオの老婆に会い「ものつくり」の原点を知る。 　　　　　 思想は頭で言葉を追うだけではなく「たなごころ」の中にも宿るということを確信 　　　　　 する。 1969　　　初めての海外旅行でインドへ行きそれまでの常識を覆される。 1970-71　メキシコのモレリア市で柔道を教える。　　　　 1971　　　メキシコのグアダラハラ市で交通事故に遭い2ケ月入院。スペイン語を覚える。 1972　　　東京造形大学彫刻専攻研究生となる。 1973-79　東京造形大学助手となる。 1974　　　合気道2段取得。 1975-82　MIH旅行団を組織し、若者を海外に(インド、アフガニスタン、メキシコ、etc.)へ 　　　　　 引っぱり歩く。延べ参加者は100人以上。 1976-86　新具象彫刻展創立会員となる。 1977　　 日本剣道連盟　杖道2段取得。 1978　　 インド旅行中に化膿した足を麻酔無しで手術を受け、気を失う。 1979　　 戒厳令下のアフガニスタンで機関銃を持った兵士にホールドアップさせられる。 1980-85　東京造形大学講師となる。 1985　　 つくばＥＸＰＯ集英社館の制作。（共同制作） 1986-93　東京造形大学助教授となる。 1986　　 生まれて初めて、本当に歩けなくなるまで歩く。目標を失ったとき人間はいったい 　　　　　 どうなるのだろう‥などと、歩くことについて考え、その大切さを知る。 1987-88　スペインのマドリードに滞在。 1987　　 パリからサンティアゴ・デ・コンポステラの巡礼の道[※注1]1800kmを踏破。 　　　　　 奇跡は起こらなかったが、自分の内なる畑を豊かにすることができた。 1988　　 International Marching League公認の8つの国際歩け大会（日本、オランダ、 　　　　　 オーストリア、ルクセンブルグ、アイルランド、ベルギー、スイス、デンマーク） 　　　　　 を世界で最初に完歩。 1992　　 伊勢神宮から熱田神宮までの120kmを一日で歩く。(1993にも) 1993　　 東京造形大学教授となる。 1995 　　 NHK新日曜美術館「生命の彫刻－中原悌二郎の生涯」出演。 　　　　　 「行列」をつなぐ三木俊治彫刻展を全国で展開する実行委員会が活動を開始。 1996　　 テレビ美術館(フジテレビ)「TUES 1996－三木俊治展／具象の新しい流れ」出演。 　　　　　 生まれて初めて税務相談に奥村会計事務所に行く。20歳のとき奥村氏に拾われ 　　　　　 てなければ、あのまま新宿で段ボールハウス生活をしていたかもしれない。氏は 　　　　　一言 「よかった」とにっこり。 1998　　 「限界挑戦実行委員会[※注2]」設立。 2000-01「21世紀へ歩く」2000/12/31→2001/01/01に120km歩くプロジェクト。 　　　　　 毎日新聞紙上に掲載され32名が挑戦。 2002　　 ダンテ“神曲”を各国21作家で作成する版画プロジェクトの三木担当 　　　　　 (地獄編第5歌〜第9歌)部分をGALERIE QVADRIGE(Nice France)で発表。 2003　　 私のしごと館「日本の職業800種ビデオライブラリー／彫刻家」に佐藤忠良、 　　　　　 上原三千代と共に出演。このビデオを制作した独立行政法人雇用・能力開発機 　　　　　構は 閣議決定(2008)により廃止。 2004　　 重要文化財・旧伊達郡役所(福島県桑折町)に作品の搬入陳列した日の夕方に 　　　　　中越地震が起きた。近かったのでかなり揺れた。翌朝、展示作品を点検したが無 　　　　　事だった。 2005　　 香港で気絶して入院。 2006　　 若い作家から購入した作品は数百点。その作家たちの作品に今は手が出ない。 　　　　　それが嬉しい。教え子を作家に育てるには作品を買うこと。 2007　　 教え子から「モチベーションを保ち続けるには如何」というメールが来た。 　　　　　そういえば展示回数は優に百を超えていた。 2008　　 アトランタ、シドニー、アテネのオリンピック砲丸投げで金銀銅メダルリスト全員が 　　　　　使用した辻谷政之の制作した砲丸に彫刻した作品を2008/08/08に発表。 2009　　 東京造形大学に入学してから40年以上が経った。母校の東京造形大学で後輩の 　　　　　指導にあたりながら、逆に学生たちから大いに刺激を吸収しているこの頃である。 　　　　　人生まだまだ手が抜けない。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~~~ 　本当に歩けなくなるまで歩いた年から20数年、歩くことは健康に良いとかいうだけでな 　く、 ｢もっと奥の深いものだということが分かりかけてきた。とても遠い目標、とても高い 　目標に向かうには急いではいけない。しかし、休んではいけない。目標を決めたら、一 　歩一歩努力していくしかない。楽な道や近道や逃げ道からは目標にたどり着くことは出 　来ない。歩くことは彫刻の道にも通じていたのだ。70数回に及ぶ海外への旅は作品に 　も深く関わっている。世界各地で見た様々な意味を持つ行列、インドで見た大群衆から 　受けた感銘をもとに、シリーズ「行列」が生まれた。 　 「行列」は人間が意識して作るものである。「行列」は人間の連鎖であるが、世の中は 　人間だけで独立して生きているのではない。水があり、土があり、空気があり、地球が 　 あり、宇宙がある。「行列」は人間のシンボリックな形象であり、宇宙のシンボリックな 　形象である。 「行列」は人類の未来を示唆する。 　　 ※注1＝ヨーロッパのキリスト教徒が奇跡を求めて10〜13世紀に発達した巡礼の道。 　　　　　　　 最盛期には50万人が歩いた。 　　 ※注2＝120km/24hの強歩会を主催し挑戦者の記録を認定する。 　　　　　　　 今までに正式完歩者は1名。自らは2度完歩している。 【主な受賞】 　 1982　第２回高村光太郎大賞展《佳作賞》 　　　 日野市シンボルモニュメント・コンペティション《優勝》 1984　第３回高村光太郎大賞展《美ケ原高原美術館賞》 　　　 ＯＹＡＭＡー彫刻のある街へ展《栃木県立美術館賞》 1985　信楽シンボルモニュメント・コンペティション《佳作賞》 　　　 第１回現代日本具象彫刻展《大賞》 　　　 神戸具象彫刻展《優秀賞》 　　　 第５回天展《道友社賞》 1989　真岡市シンボルモニュメント・コンペティション《優勝》 　　　 第３回東京野外現代彫刻展《優秀賞》 　　　 第２０回中原悌二郎賞《優秀賞》 1990 ふれあいロード彫刻展《大賞》 1992　あおもり野外彫刻展《優秀賞》 1995　｢朝来2001野外彫刻展in 多々良木‘95｣【町民賞】 1996　美ケ原高原美術館開館15周年記念 　　　 《The Utsukushi-ga-hara Endowment for Sculpture》 1998 第15回神戸須磨離宮公園現代彫刻展《神奈川県立近代美術館賞》 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《宇部市野外彫刻美術館賞》【主な個展】 1981　三木俊治彫刻展(西紘画房,東京) 1982　三木俊治彫刻展(東武ギャラリー,宇都宮) 1984　三木俊治彫刻展(埼玉県立近代美術館) 1985　三木俊治彫刻展(ふじよし画廊,宇都宮) 1992　PEOPLE LINE - 帝都の秘宝(ガレリア・キマイラ,東京) 1993　行列－三木俊治彫刻展(日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース,東京) 1994　PEOPLE LINE - 杜の宇宙(青森画廊,青森市) 1995　PEOPLE LINE －ON THE EARTH・IN THE EARTH (ギャラリー・トモス,東京) 　 　　三木俊治の世界展(東京デザイナーズ学院ギャラリー,東京) 　 　　歩きながら彫刻する人－三木俊治彫刻展(東西文化センター,東京) 1996　TUES1996・三木俊治 PEOPLE LINE- BETWEEN THE EATH AND THE UNIVERSE 　　　 (美ケ原高原美術館) 　　　 PEOPLE LINE - 一二三ちらし (ギャラリー・ユリイカ,札幌) 1997　PEOPLE LINE - 五行列 (ギャラリー・トモス,東京) 1998　杜のMANDARA－三木俊治彫刻展 (杜のギャラリー曼陀羅,矢板市) 1999　PEOPLE LINE - Golden Clover (メタルアートミュージアム・光の谷,千葉) 　　　 PEOPLE LINE - 宙のシンフォニー (ギャラリー・ユリイカ,札幌) 　　　 ９９９９ NICE (ギャラリー・クァドリージュ,ニース) 2000　五行列－三木俊治彫刻展 (ギャラリー・シェール,宇都宮) 　　　 PEOPLE LINE ﾐ 宙 の曼陀羅 (川端画廊,鳥取市) 　　　 PEOPLE LINE - Symphony 21 (ギャラリー・ユリイカ,札幌) 2001　TOKYO-0101010000“AMBIVALENCE” (ギャラリー・トモス,東京) 2002 　NICE to meet you －L´Enfer・Le Purgatoire・Le Paradis 　　　　(ギャラリー・クァドリージュ,ニース) 2004　美神の瞑想／Muse on muse (ギャラリー深志,松本市) 　　　 美神たちの瞑想／Muses on muse (ギャラリー草花舎,益田市) 　　　 彫刻家の目と手 (重要文化財・旧伊達郡役所,福島県桑折町) 2005 　天国の地獄∞地獄の天国—三木俊治展 (Galeria Punt、岡山市) 　　　　彫刻の小径プロジェクト“道光宇宙” (桑折町駅前及び町内各所) 　　　　ANTIPHONA／あめつちほぎうた (下関市立美術館) 　　　　今は昔ラビリンス (旧門司税関ギャラリー) 2006 SOL Y SOMBRA (草花舎,益田市) 2007 プエルタフェリサ通りからの旅 (Galeria Punt,岡山市) 2008 0∞0∞0∞ (ギャラリー草花舎,益田市) 　　　 第54回夏季六輪競技大会－2108年 南極点 (杜のギャラリー曼陀羅,矢板市) 2009 　EXTRASOLAR EARTH (メタルアートミュージアム・光の谷,千葉県) 　　　　SPACESHIP ARK(ギャラリーバザレ,広島市) 【主なグループ展】 1976-85　新具象彫刻展 (東京都美術館) 1980　　 　埼玉美術の祭典 (埼玉県立近代美術館) 1981　　 　新具象15人展 (千代田火災ギャラリー,東京) 1982 　　　第２回高村光太郎大賞展(箱根彫刻の森美術館) 　　　 　　 有形展 (サンシャインシティ三越,東京) 1983　　 　新具象11人展 (千代田火災ギャラリー,東京) 1984　　 　ＯＹＡＭＡ－彫刻のある街へ展 (小山市) 　　　 　　 現代彫刻の展開1930〜80 - 明日への作家たち (ギャラリーせいほう,東京) 　　　 　　 第３回高村光太郎大賞展 (美ケ原高原美術館) 　　 　　　 埼玉美術の祭典(埼玉県立近代美術館) 1985 　　　神戸具象彫刻大賞展 (神戸市ポートアイランド・パーク) 　　　 　　 第１回現代日本具象彫刻展 (千葉県立美術館) 　　　 　　 第５回天展 (天理教館美術展会場,奈良) 　　　　　 コンテンポラリーアートフェア‘85 (銀座セントラル絵画館) 　　　　　　ホットハウス・エキセビション (ワルツ所沢,埼玉県) 1986　　 　現代作家６人展－新しい空間にむけて (アートフロント・ギャラリー,東京) 　　　 　　 今日の金属造形－日本とドイツの作家たち (神奈川県立美術館,他 日本巡回) 　　　　 　 第10回アジア大会記念 ﾒGRAND SCULPTURE EXHIBITIONﾓ (芸画廊,ソウル) 　　 　　 　EXHIBITION “Party” (浜松町東芝ビル,東京) 　　　 　　長河会－八田哲・野村義照・三木俊治　3人展 (潺画廊,東京) 　　　　 　 ヒューマニズムの形象 (西武百貨店ギャラリー,宇都宮) 　　　　 　 メタルワーク・5 (八王子ＦＡＭ,東京) 1987 　　 群と列 - 丑久保健一+三木俊治 (ギャラリー・ＴＯＭ,東京) 　　　 　　 ミニアチュール (東京銀座アートセンター) 1988 　　　DEUTSCHE UNT JAPANISCHE METALLBILDHAUER DER GEGENWART 　　　　 　 (ベルリン,他 ドイツ巡回) 　　　　 　 現代アートシーンの里程表 (栃木県立美術館) 　　　　 　 昭和記念公園野外彫刻展 (立川市) 1989 　　　触れる喜びー手で見る彫刻展 (名古屋市美術館,他 日本巡回) 　　　　 　 第３回東京野外現代彫刻展 (世田谷砧公園,東京) 1990 　　　ヒトのかたち・美のかたち (福島県立美術館) 　　　 　 　ふれあいロード彫刻展 (東海村ふれあいの森,茨木県) 　　　　　　今日の造形 (栃木県立美術館) 　　　 　　 倉敷まちかど彫刻展 (岡山県) 1991　　 　第１回アジアアートロード展（韓国文化院ギャラリー,東京） 1992 　　　第2回アジアアートロード展 (韓国文化院ギャラリー,東京) 1993 　　　形と音の降誕－三木俊治+笠松泰洋 (ギャラリー・ゴー,東京) 1994 　　　あおもり野外彫刻展 (青森県立図書館前) 　　　　 　 彫刻家のデッサン展 (旭川市彫刻美術館) 　　　 　 　東京－バレンシアART EXHIBITION 　　　　 　 (バレンシア市立美術館＆すみだリバーサイドホール,東京) 1995 　　 大阪トリエンナーレ／1995－彫刻 (マイドームおおさか) 　　　　 　阪神大震災義援展覧会 (ギャラリー・アガペー,東京) 1996 　　 金属造作家展 (ドイツ文化会館,東京) 1998 　　 第１５回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 　　　 　　彫刻に触れるときー手による鑑賞 (足利市立美術館) 1999 　　 中原悌二郎とその流れ展 (旭川市彫刻美術館) 　　　 　　 現代彫刻家のモニュメントとそのエスキ－ス展(東武ギャラリー,宇都宮市) 2000 　　 EXHIBITION “彫刻” (千葉県立美術館) 2001 　　 メタルアートその世界／Metal Art Scene (神奈川県民ホール) 2002 　　 THE SCULPTURE SHOW (東京造形大学横山記念マンズー美術館) 　　　 　　逆光／COUNTER LIGHT (ギャラリー・トモス,東京) 　　　 　　海を渡った扇子たち - 日西扇面アート展 (深川江戸資料館,東京) 　　　　　 HIROSHIMA ART DOCUMEN 2002 (旧日本銀行広島支店,広島市) 　　　　　 ロダンに始まる創造の軌跡 ﾐ 近代彫刻の歩み・西洋と日本 (石神の丘美術館, 　　　　　 岩手県) 　　　　　 トルコ地震被災支援－こころのパン展 (国立ミマルシナン大学,他トルコ巡回) 2003 　　 新世紀の顔・貌・KAO ﾐ 30人の自画像 (神田日勝記念美術館,他日本巡回) 　　　 　　WAX WORK SITE (ギャラリー・トモス,東京) 　　　　 　Exhibitionさくらさく (ギャラリーひろば,東京) 　　　　 　日本トルコ現代美術展－インタラクション (京都精華大学ギャラリーフロール,他巡 　　　　　 回) 2004 　 　彫刻家の素描展 (旭川市彫刻美術館) 　　　　 　ディスタンス (栃木県立美術館) 2005 　 　日本金属造形展 (神奈川県民ホール,横浜市) 　　 　 　 THE HAIKU (ギャラリーユリイカ,札幌市) 　　　 　　BETWEEN 潜在 AND 表出 (ギャラリー深志,松本市) 　　　 　　医療と芸術展 (広島大学病院病棟各所) 　　　　 　洞爺村国際彫刻ビエンナーレ (洞爺村総合センター,北海道) 2006 　　大地の芸術祭－越後妻有アートトリエンナーレ (新潟県) 　　 　 　天国の毒鼓／地獄の天鼓 (田中画廊,東京) 　　　 　 GOLDEN SHADOW CAST－原仲裕三+三木俊治 (ギャラリーTOMOS,東京) 　　　 　 見る手、作る目－三谷慎+三木俊治 (ギャラリー銀座アルトン,東京) 　　 　 　平行五辺形 (田中画廊,東京) 　　　 　 EXHIBITION “run” (GRAND ART GALLERY FUKASHI,松本市) 2007 　　掌(たなごごろ)美術館 (東京ビッグサイト) 　　　 　 日本文化と造形芸術 (広島大学中央図書館,総合博物館,他) 　　　 　 かたちの復権 (札幌彫刻美術館) 2008 　 金属造型作家展 (神奈川県民ホール) 2009 　 やちまた (アトリエムラギャラリー,札幌市) 　　　 　 EXHIBITION [∴] (草花舎,益田市) 　　　 　 CROSSCURRENT (東京都立美術館/LA ARTCORE,Los Angeles) 　　　　 THREE-PAIR (アトリエムラギャラリー,札幌市) 　　　 　 EXHIBITION [∵] (ギャラリー健,浦和市) 【主な収蔵】 美ケ原高原美術館 栃木県立美術館 山梨県立美術館 千葉県立美術館 旭川市彫刻美術館 長泉院付属現代彫刻美術館,東京 あさご芸術の森美術館 バレンシア市立美術館,スペイン 神奈川県立近代美術館 宇部市野外彫刻美術館 ディルメンデレ市立現代美術館,トルコ メタルアート・ミュージアム,千葉 カスヤの杜美術館,神奈川 札幌芸術の森美術館 浜田市世界こども美術館 JR日野駅前 日野市役所 専修大学 バレンシア大学 北陸大学,石川県 旭川市常磐公園/ 職業訓練大学校,神奈川 千葉県立青葉の森公園 横浜ビジネスパーク 相鉄線緑園都市駅前 真岡市松山公園 黒磯市役所 東海村ふれあいの森 倉敷市玉島文化センター 八王子中央霊園 JTB本社ビル アート・コレクション 稲城市城山文化センター 野島青少年研修センター ＥＣＯとしま－生活産業プラザ 玉島文化センター,倉敷市 青森県立図書館 根来ハイタウン,和歌山 倉敷スポーツ公園 フェニックス通りマイルストーン計画,福井市 関西国際空港 JR立川駅前 仁田・北田庵寺,新潟県十日町市 その他多数 MIKI,Toshiharu <CHRONOLOGY > [1945-52] November 26, I was born in Nasuno-ga-hara, Tochigi, Japan, to 　　　　　　parents who had cultivated land to become farmers after the war. 　　　　　　The memory of my childhood is that there was always nothing to eat. 　　　　　　Was good at climbing trees, and does not just to play, but to secure 　　　　　　my own bread, which was like a required subject for “the children of 　　　　　　settlers” Families that could not find frogs and the larva of bees 　　　　　　become sick with malnutrition. [1952-57] Entered the elementary school. In the first grade, my teacher, 　　　　　　Ms. Kimijima, was surprised to see a picture I drew of a tricycle. 　　　　　　In the sixth grade, while sketching with my teacher, Mr. Gunji, 　　　　　　he gave me a whole set of watercolors on the spot. [1958-60] Entered the junior high school. But hated studying. In the ninth grade 　　　　　　my report card was “A” in physical education and “E” in English. [1961-63] Entered the senior high school. To overcome the “stage fright”I was 　　　　　　born with, joined the Judo club in school. Acquired the 2nd dan 　　　　　　[The Kodokan Judo Institute], and became the captain.In my senior 　　　　　　year, thought about what I wanted to do with my life and kept 　　　　　　eliminating jobs I did not want to do. One day, saw Michelangelo’s 　　　　　　sculpture in a book and mumbled “Maybe I’ll make something like 　　　　　　this” My mother instantly replied “ I’m sure you can” without even 　　　　 　 stopping what she was doing. [1964-65] After graduated the senior high school, decided that sculpture 　　　　　　was not something to lean, and began to create sculptures. 　　　　　　At the same time, worked and lived in a mentally deficient 　　　　　　children’s home named Yawata-Gakuen in Chiba. Reached 　　　　　　my limits of self-teaching, and was overwhelmed by the feeling 　　　　　　of self-abandonment. [1966-67] Began to live like a hippie on the streets in Shinjuku. 　　　　　　After awhile, could not stand my superficial pose that I faked 　　　　　　as a Decadent artist. Through a strange coincidence, I was 　　　　　　picked up by an accountant named Mitsuo Okumura, and lived 　　　　　　with him in his house. He might have been interested in me, 　　　　　　because I was outside the social restrictions, while he abided 　　　　　　by the rules. After this period I experienced various jobs, 　　　　　　during which time I also went to an art school. Later entered 　　　　　　an art university, and studied under many professors who 　　　　　　were also artists. But my desire to escape from restrictions 　　　　　　never left me. This feeling was not simply from my rebellious 　　　　　　spirit, but from my frame of mind, which could not approve 　　　　　　getting an easy ride on an escalator like artists’ training course. [1968-71] Entered Tokyo Zokei University, Sculpture Department. During 　　　　　　college, from wondering too much about “What can sculpture 　　　　　　accomplish,” went to different countries to find out “What 　　　　　　people think about” and “How they create their works.” 　　　　　　In a small village in Mexico, an old Indio woman who silently 　　　　　　kept on weaving under a tree taught me the basic attitude 　　　　　　of creating a work. This experience enabled me to step out 　　　　　　of the anguish I felt from Japan’s “Theoretical” methods. 　　　　　　I perceived what people who create object with their own 　　　　　　hands should be like. I was convinced that “Thoughts” are not 　　　　　　only acquired by pursuing words in one’s mind, but also dwell 　　　　　　inside “掌= one’s palms” People today, whose minds come to 　　　　　　a deadlock, are forgetting to make use of their hands and feet. [1969] 　　Comon sense chenged by the first time overseas journey to India [1970&71] Instructed Judo in Morelia, Mexico.　 [1971]　　Encountered a car accident in Guadarajara Mexico. and 　　　　　　hospitalized for 2 months, during which time I learned Spanish. [1972] 　　After graduate course of Tokyo Zokei University. [1973-79] Professor assistant of Tokyo Zokei University.　 [1974]　　 Acquired the 2nd dan of Aikido. [1975-82] Organized “MIH旅行団=Overseas poor trip group” and I took 　　　　　　youths to abroad(India, Afghanistan, Mexico, etc.), More than 　　　　　　100 participants. [1976-86] The founding member of “Exhibition of New Figurative Sculpture” [1977]　　 Acquired the 2nd dan of Jodo (杖道=Japanese stick martial arts) 　　　　　　<All Japan Kendo Federation> [1978]　　 In India, my wounded leg festered, I had an operation without 　　　　　　 the use of anesthesia. I fainted. [1979]　　 In Afghanistan, under martial low, a soldier suddenly pointed 　　　　　　 a machine gun at me and told me to hold up my hands. [1980-85] Instructor of Tokyo Zokei University. [1985]　　 Designed and made of SHUEISYA Pavilion, 　　　　　　 Tsukuba-EXPO ’85, Japan. [1986-93] Associate professor of Tokyo Zokei University. [1986] 　　For the first time in my life, I walked until I could walk no more. 　　　　　　While I walked I thought about walking, such as what happens 　　　　　　when people lose their goals in life, through which I learned 　　　　　　the significance of the act of walking. [1987-88] Lived in Madrid, Spain for one year. [1987]　　 Walked 1800km pilgrimage, from Paris to Santiago de 　　　　　　Compostela.(*The passage of the pilgrimage made by 　　　　　　Christians in Europe who sought miracles, which developed 　　　　　　from the 10th century to the 13th century).There were no 　　　　　　miracles to me, but this experience enabled me to cultivate 　　　　　　my “Internal field.” [1988]　　 Walked all eight of ILM’s (International Marching League) 　　　　　　official countries (Japan, Netherlands, Austria, Luxemburg, 　　　　　　Ireland, Belgium, Switzerland, Denmark). [1992]　　 Walked from Ise-Jingu to Atsuta-Jingu, 120km in one day. 　　　　　　(Twice of ’92 and ‘93) [1993]　　 Professor of Tokyo Zokei University. and reach it now. [1995]　　 An executive committee started of the "PEOPLE LINE - 　　　　　　MIKI,Toshiharu Sculpture Exhibition" Project. 　　　　　　New Sunday Art Museum (NHK Education TV) “Soul sculpture 　　　　　　- Throughout the life of Teijiro Nakahara” [Commentator] [1996]　　 First experience to visit the Okumura Account Office to consult 　　　　　　about my taxes. If Mr.Okumura had not helpet me out of 　　　　　　Shinjuku when I was twenty, I might have still been there as 　　　　　　a homeless man living in a cardboard box house. 　　　　　　He only smiled and commented, ”I’m glad” 　　　　　　TV Art Museum (Fuji TV) “The Utsukushi-ga-hara Endowment 　　　　　　for Sculpture _ A View of Contemporary Sculpture <Evolution 　　　　　　of Figurative Work > Exhibition of Toshiharu MIKI” [1998]　　 Constitution of “The Executive Committee of Limit Challenger” 　　　　　　and I sponsor of race walking of 120km/24h and authorize 　　　　　　the record the challenger. [2000-01] “From 2000/12/31 to 2001/01/01”The project that 120km 　　　　　　walks to the 21st century. [2002]　　 Dante "Divine Comedy" series start. [2003]　　 Recording for “Job Job Library <Sculptor>” Produced by 　　　　　　Pavilion of Japanese Job (Ministry of Health, Labour and 　　　　　　Welfare jurisdction). [2004]　　 I exhibited in the old wooden building of the important cultural property [2005] 　　I fainted in Hong Kong and was hospitalized. 　　　　　　Chuetsu Earthquake was just generated on the day. 　　　　　　However, the sculpture did not fall down. [2006]　　 I bought a lot of artworks from a students to bring up a student into 　　　　　　a artist until now. Their artworks cannot buy with a high price now. [2007] 　　My exhibitions became more than 100 times. A e-mail came 　　　　　　from a student What do you do to continue keeping motivation? [2008]　　 I sculpted the "shot". That is the IOC official "shot" made by 　　　　　　Mr.Tujitani in Japan. All medalists of shot-putter of Olympics 　　　　　　in Atlanta, Sydney and Athens, they used "shot" made by Mr.Tujitani. [2009] 　　The above passed for 40 years since I entered Tokyo Zokei 　　　　　　University.It is these days when it absords stimulation from 　　　　　　students very much adversely while dealing with the guidance 　　　　　　of younger student in Tokyo Zokei University of the old school. 　　　　　　A hand does not pass through the life still more. 　　　　　　~~~ 　　　　　　20 years have passed since that day when I could walk no more. I am 　　　　　　finally starting to find out that walking is not just fun, or good for my health, 　　　　　　but has a much deeper meaning. In order to approach the goal that is for or 　　　　　　high, I must not be in haste. Nor should I take a rest. Once the goal is set, 　　　　　　there is not the way except making an effort step by step. The goal is 　　　　　　unreachable if I take an easy road, shortcut or way of escape. Now I 　　　　　　know that walking is common to the way of sculpture. More than 80 times 　　　　　　journeys abroad, I took had strongly influenced my work. The series of 　　　　　　works “People Line” was created from the various lines of people that 　　　　　　I encountered, in which I found significant meanings, and also from being 　　　　　　deeply moved by the big crowds of people I encountered in India. 　　　　　　The time I have spent walking has been very important for my sculpture. 　　　　　　“People Line” is formed intentionally by people.“People Line” is a chain 　　　　　　of people, but we are not independently living in the world. Water, Soil, 　　　　　　Air,The Earth, and The Universe, also live with us.“People Line” is a form 　　　　　　that symbolizes people, and is also the symbol of the universe. 　　　　　　“People Line” is implying the future of humankind. ＜SELECTED EXHIBITIONS/MUSEUM ＆ GALLERY＞ 　　Tokyo Metropolitan Art Museum 　　Tochigi Prefectural Museum of Fine Art 　　Saitama Prefectural Museum of Modern Art 　　The Museum of Modern Art Kamakura 　　Chiba Prefectural Museum of Art 　　Fukushima Prefectural Museum of Fine Art 　　Ishikawa Prefectural Museum of Fine Art 　　The Hakone Open-Air Museum, Kanagawa 　　The Utsukushi-ga-hara Open-Air Museum 　　Nagoya City Art Museum,Aichi 　　Yamagata Museum of Art 　　The Sapporo Museum of Sculpture,Hokkaido 　　Asahikawa City Museum of Sculpture,Hokkaido 　　Tokyo Central Museum/Metal Art Museum-Hikarinotani, Chiba 　　Nagoya City Art Museum 　　Shimonoseki City Art Museum 　　Hamada Children’s Museum of Art,Shimane 　　Ginza Central Art Museum,Tokyo 　　Aomori Prefectural liblary 　　Ashikaga Museum of Art 　　Fukagawa Edo Museum 　　Ishigami-no-oka Museum of Art,Iwate 　　Kanda Nissho Memorial Museum of Art 　　Mimar Sinan University,Istanbul Turkey 　　Degirmender City Museum of Art,Turkey 　　Gallery Fleur of Kyoto Seika University 　　Tokyo Big Sight 　　Palacio del Marqus de Museo de la Ciudad, Valencia Spain 　　Korean Cultural Center,Tokyo 　　Takashimaya Contemporary Art Space,Tokyo 　　Aomori Prefectural Library 　　Kobe Port Island Park,Hyogo 　　Setagaya Kinuta Park,Tokyo 　　Showa Memorial Park,Tokyo 　　Tokai-mura Fureai Garden 　　The Suma Detached Palace Garden of Kobe,Hyogo 　　FAM Hachioji, Tokyo 　　East and West cultures center, Tokyo 　　Sogetsu Hall Gallery,Tokyo 　　Tenri Hall Gallery,Nara 　　Ginza Wako Gallery,Tokyo 　　Seiko/Gallery,Tokyo 　　Fujiyosi Gallery,Tochigi 　　Gallery TOM,Tokyo 　　Seibu Gallery,Utsunomiya 　　Tobu Gallery,Utsunomiya 　＜SELECTED PRIZES＞　 1982 The 2nd Kotaro Takamura Grand Prize Exhibition(Awarded Merit Prize) 　 　　　 Hino City Symbol Monument Competition(Awarded Grand Prize) 　 1984 The 3rd Kotaro Takamura Grand Prize Exhibition 　　　(Awarded The Utsukushi-ga-hara Open Air Museum Prize) 　　　 Oyama City with Sculpture Exhibition 　　　(Awarded Tochigi Prefecture Museum Prize) 1985 Shigaraki City Symbol Monument Competition(Awarded Merit Prize) 　　　 The 1st Contemporary Figurative Sculpture of Japan Exhibition 　　　(Awarded Grand Prize) 　　　 Kobe City Figurative Sculpture Grand Prize Exhibition 　　　(Awarded Ecsellence Prize) 　　　 The 5th Exhibition TEN(Awarded DOYUSHA-SHO Prize) 1989 Oyama City with Sculpture Exhibition(Awarded Grand Prize) 　 　　　 The 3rd Tokyo Open Air Contemporary Sculpture Exhibition 　　　(Awarded Ecsellence Prize)　 　　　 The 20th Teijiro Nakahara Prize(Awarded Ecsellence Prize)　 1990 FUREAI Road Sculpture Exhibition(Awarded Ecsellence Prize) 1992 Aomori Open Air Sculpture Exhibition(Awarded Ecsellence Prize)　 1995 Asago 2001 Open Air Sculpture Exhibition in Tataragi '95 　　　(Awarded Citvic vote Prize) 1996 The Utsukushi-ga-hara Open Air Museum 15th Anniversary 　　　(The Utsukushi-ga-hara Endowment for Sculpture) 1998 The 15th Suma-Rikyo Park Contemporary Sculpture Exhibition 　　　(Awarded The Museum Of Modern Art Kamakura Prize) 　　　(Awarded Ube City Open Air Sculpture Museum Prize) ＜SELECTED MAJOR COLLECTIONS＞ 　　Tochigi Prefectural Museum of Fine Art 　　Chiba Prefectural Museum of Art 　　The Museum of Modern Art Kamakura 　　The Utsukushi-ga-hara Open-Air Museum, Nagano 　　The Sapporo Museum of Sculpture,Hokkaido 　　Asahikawa City Museum of Sculpture,Hokkaido 　　Museum of Contemporary Sculpture,Tokyo 　　Ube City of Open-Air Sculpture Museum,Yamaguchi 　　Metal Art Museum-Hikarinotani, Chiba 　　Ishigami-no-oka Museum,Iwate 　　Palacio del Marqus de Museo de la Ciudad, Valencia Spein 　　Degirmender City Museum of Art,Turkey 　　Hamada Children’s Museum of Art,Shimane 　　The Chiba Sculpture Garden 　　Hachioji Central Cematery,Tokyo 　　Senshu University,Tokyo 　　Kansai International Airport 　　I.V.T. ,Kanagawa 　　Inagi City Cultural Center,Tokyo 　　Nojima Youth Center,Kanagawa 　　Ryokuentoshi Station,Kanagawa 　　JR Hino Station,Tokyo 　　JR Tachikawa Staition 　　Hino City Hall,Tokyo 　　Kuroiso City Hall,Tochigi 　　ECO Toshime Plaza,Tokyo 　　Kurashiki Sports Park,Okayama 　　Yokohama Business Park,Kanagawa 　　Tokiwa Park, Asahikawa Hokkaido 　　Mouka City Matsuyama Parkl,Tochigi 　　Negoro Hight Town,wakayama 　　Milestone of Phoenix Street,Fukui 　　J.T.B. Collection,Tokyo 　　Kitada-anji Temple,Tokamachi-shi NiigataArt-front Gallery,Tokyo 　　Gallery Chimera,Tokyo 　　Gallery Tomos,Tokyo 　　Tokyo Design Academy Gallery,Tokyo 　　Gallery Saoh,Tokyo 　　Gallery Seiho,Tokyo 　　Gallery Goh,Tokyo 　　Aomori Gallery,Aomori 　　Gallery Mandara,Tochigi 　　Sumida Riverside Hall Gallery,Tokyo 　　Yeh Gallery,Seoul Korea 　　Sumida Riverside Hall Gallery,Tokyo 　　Chiyodakasai Gallery,Tokyo 　　Sunshine City Mithukosi Gallery 　　Gallery Eureka 　　Galerie Qvudrige,Nice 　　Tanaka Gallery 　　Gallery Fukashi,Matsumoto 　　Gallery Sokasha,Masuda 　　Galeria Punt,Okayama 　　Gallery Bazarez,Hiroshima 　　Gallery Sen,Tokyo 　　Gallery Goh,Tokyo 　　Gallery Ken,Urawa 　　Atelier-mura Gallery,Sapporo 　　etc.